トヨタ自動車が終身雇用を廃止!? 豊田章男社長「終身雇用は難しい」
どうも進撃の期間工です!
今回は、トヨタ自動車の豊田章男社長が終身雇用は難しい時代に突入している発言についてお話したいと思います。
「終身雇用は難しい」発言にネット上で大炎上
今回のこの発言は日本自動車工業会の会見にて発言されたようで、この発言に対して、ネット上では、
「役員報酬を1人平均2億も払えるのなら社員を大事にしろ」
「トヨタがそんなことを言い出したら、もう誰も働きたくなくなる」
「こんなことを軽々しく言う会社には、もう優秀な新卒がこないだろ」
といった発言がありました。
いつどんな企業が倒産してもおかしくない時代に「安定」の2文字を求める人はいるだろうし、怒り狂う人がいてもおかしくはないのでしょう。
しかし、この発言に対して、僕が思うことは、なぜ会見の場で、このような発言をしたのかという事です。
この発言って会社側にメリットがあるとは思えないんですよね。
会社内の役員会議などで、題材に出すならまだしも、日本の自動車工業団体が集まる場で発言するのは「なぜ?」と思いましたね。
なぜなら、大学を出て、新卒で働く人などは、「終身雇用」目当てで、企業を選んでいる人も、たくさんいるからです。
結局、実績を何も出さずに、高い給料だけを貰っているような会社にへばりつくだけの老人が
いるからの発言なのか、日本全体で、終身雇用が難しいと言っているのか、
日本を代表するトヨタ自動車が、政府と結託して、終身雇用の法律を変えるために、警告をならしているのか豊田社長の発言の意図が全く分からないんですよね。
とはいえ、政府がいきなりなり法律を変えて、終身雇用を撤廃するなどと言っても、国民が納得しないでしょうし、
55歳から定年退職など終身雇用の年齢を下げるのから初めて、最終的に終身雇用撤廃とするのではないかと思われます。
定年退職の年齢を下げることで、退職金の支給額も下がるでしょうし、無能な人を早めに辞めさせて、
会社に必要な人材だけ残していけばいいのではないかと思いますね。
実際にトヨタ自動車は、60歳を過ぎた人でも、高い技術力を持っている人には、それなりに待遇を上げて雇用しており、
会社に必要な人材は特に重宝しています。
もし仮に、最終的に、終身雇用が無理であれば、その時雇った労働者が出した利益は、全部還元すべきだと思います。
安く雇って、最高益だして、内部留保して、ポイ!って鬼畜かよ!って思いますし、
終身雇用をなくすのは、時代の流れだと割り切ったとしても、労働者が出した利益はすべて還元し、
度を越えた内部留保など認めないようにしなければ、やりたい放題ではないでしょうか?
労働者側もいままでは、雇用を守るために賃金は我慢してくれと言われてきて、
実際の利益と比べても、賃金は伸びなかったことを踏まえ、
決算期、決算期で賃金を企業側から限界まで搾り取るような考えに変わらなくてはなりません。
労働組合があるのなら、これからは本当に会社と戦っていく労働組合も出てくるでしょう、
企業側にすり寄っていても雇用すら守られなのであれば当然のことですし、
この賃金を労働者に支払ったら会社がつぶれてしまうと企業側がいったとしても、労働者は関係ない今すぐ賃金を払えとなります。
基本アメリカはこのスタイルで会社を運営していて、企業側はアメリカの法律をかいくぐって
どれだけ内部留保を確保できるか本気で考えてますけどねww
話がそれましたが、トヨタ自動車の豊田社長のこの発言は、何かしらの警告なんかじゃないかと思います。
これからのトヨタ自動車の動きに注目が行きますね。