人間の体は進化し続けている!人体に残っている8つ進化の跡
いつかスーパー地球上になるかもしれない
どうも進撃の期間工です!
私たちの体は、何十万年にも及ぶ時間の中で環境に適応してきました。
いわゆる、進化というものです。
しかし人の体には、未だに必要無いと思える機能や部位がたくさんあります。
今回は、そんな人体に残されている人間の進化の跡を8つ紹介したいと思います!
目次です!
親知らずは何のために生えている?
親不知が何のために生えているのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
この最後に生えてくる奥歯は、私たちがまだ顎の大きかった原始時代に、
木の実を噛み砕くために使われていたのではないかと考えられています。
今では、ほとんどの人がしっかりと生えそろうこともなく、
真横に生えていたり、歯茎に埋没していることも多いです。
文明が発達した現代においてこの奥歯は何の意味も成さず、当たり前のように取り除かれるようになりました。
鳥肌が出る
鳥肌は、寒さや恐怖、あるいは不快感などに反応して皮膚の毛穴が強く閉じられ、毛が立ちあがる現象です。
鳥肌は本来、相手を威嚇するために毛を逆立てる時の動きなのですが、
体毛がほとんど無くなった人間の場合は、ほとんど意味を成していません。
私たちの先祖は、恐れを抱いた時に毛を逆立てる事で、自らを大きく見せていたのではないかと考えられています。
人間には昔、尻尾が生えていた
胎児の頃、我々にも尻尾がありました。
尾てい骨とというのはその名残であり、先祖に尻尾がついていたという証拠です。
本来、尻尾は体のバランスを支える働きがありますが、
人間は、優れた平衡感覚を持つことで野生生物の中では特異なバランスで歩くことが出来る動物です。
この平衡感覚が鈍ったら、現代でも尻尾の生えた体になっていたのかもしれませんね。
長掌筋が退化している
木登りをする際や物を掴む時にグイッと出てくる筋肉なのですが、
現代ではぶら下がったり、よじ登ったりといったことが極端に減ったため、
今の人類にとっては不必要なものなので、既に昨日は退化しています。
猿の中ではこの筋を木登りに使ったりする猿も存在し、猫は爪をしまう際に見られます。
耳だけを動かすことが出来る
あなたは耳だけをピクピクと動かすことが出来るでしょうか?
犬や猫を見ると、耳をピクピクと動かしている時がありますよね。
耳だけを動かす筋肉は外耳介筋と言われ、猫や犬など、野生の動物は音を集中して聴くためにこの筋肉が発達しています。
先祖は狩りなどで、耳と目をよく使ったためにこの筋肉が発達していたと考えられています。
しかし、今の人類にとってはこのような機能も不要になり、
今では動かせる耳を持つ人はほとんどいません。
第3の目
目というのは顔の左右に一つずつあるものですが、先祖は、おでこの真ん中の位置に
「第3の目」があり、その名残は今の人間にも存在しています。
この第3の目は、光を感じ、上からの敵に対して警戒をする役目を持っていたそうですが、
進化の過程で巨大化した脳に覆われてしまったそうです。
ですが今も、この第3の目は「松果体」と呼ばれる器官となって私たちの脳内に残っており、
脳内のほぼ中心部分でメラトニンを生成し、再生や免疫システム、老化防止といった機能があります。
ダーウィン結節
人の耳を見ていると、耳介の一部がぽちっと飛び出ている人がたまにいます。
この部位はダーウィン結節と言われており、多くの猿に存在しています。
これは私たちが他の霊長類と同じ道をたどって来た事を証明する部位なのです。
赤ちゃんが手を握り返してくる行為
指などを赤ちゃんの手のひらに触れさせると、手のひらをぎゅっと握る行為のことを把握反射といいます。
この反射行動は原始時代、私たちが母親の体毛にすがりつくために身に付いた行為であり、
今でも生後4~6か月未満の幼児にみられます。
まとめ
こうやって見て見ると、人類の姿はどんどん変わっていっている事が分かりますね。
ちなみに感動した時に鳥肌が立つのは、人間以外の動物には見られない現象で、大脳により強い感情が発生すると鳥肌が立つようです。
これから1000年後、2000年後には人類はどのような姿、形に変わっているのでしょうかねぇ。
はたして、それは進化なのか退化なのか、実際に1000年後にならないと分からないのが現在の面白いところなのかもしれませんね。