進撃の期間工ブログ

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もし宇宙から月がなくなると天体に影響はないのか?

 

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クレーターみたいな肌を綺麗にしたい

 

どうも進撃の期間工です!

 地球の唯一の衛星・月。地球の4分の1ほどの大きさであり、地球から約38万キロのところを公転しています。

 

実は、月は地球から毎年少しずつ離れており、この現象は約50億年後まで続くそうです。

 

もしその時、月がなくなっていたら、地球はどうなるのでしょうか?

 

今回は月が地球からなくなった時、起こるかもしれないことをご紹介いたします!

 

この記事を読んでくださった方は是非コメントを書いてください!

 

目次です!

 

月と地球の昔からの関係

月と地球は互いに強い影響を及ぼしあっています。

 

元々、大昔の地球に惑星がぶつかって、その時の削り取られた地球の1部分が地球の周りを回り出し、

 

これが「月」となったと言われており、この現象をジャイアンインパクト説といいます。

 

地球の直径は約12700キロメートル、月の直径は約3500キロメートルで、その比率は3.63:1。

 

万有引力の法則により、月と地球の間にも当然引力が発生しています。

 

ではもし、そんな月がなくなるとどうなるのか、詳しく見ていきましょう!

 

月がなくなると地球の引力が乱れる

月が及ぼす力として最も直接的なものが潮汐力であり、潮の(満干)満ち潮を引き起こします。

 

地球の海面は月の引力によって引っ張られ、上に持ち上がり、これが潮の満ち引きとなって現れます。

 

それまで引っ張られていた海面は分散を始め、浅瀬に波が押し寄せることもあり得ますね。

 

また、地球の自転スピードが上がることで、1日のサイクルは24時間から6時間ほどに短縮されます。

 

地表の風当たりはきくつなり、時速数百キロに及ぶ強風が吹き荒れ、砂嵐が人類を襲うのです。

 

地球そのものがエアー抽選機のような感じになり、生物の生存は許されなくなります。

 

月がなくなると1日が24時間より長くなる

しかし一方で、「月がなくなると、1日の時間が長くなる」という考え方も存在します。

 

月は自身がもたらす潮の干満が原因で、地球から毎年3.8センチほど離れていっています。

 

ということは、逆を言えば、はるかに昔は月がもっと地球の近くにあったということです。

 

事実、現在の月と地球の距離が約38万キロあるのに対し、昔は約2万キロしかありませんでした。

 

それゆえ、月の公転周期も地球の自転周期も現在より短く、地球と月は今よりずっと早く回転していたのです。

 

過去、サンゴの化石調査によって、4億年前の地球の1日は22時間、1年は400日であったと確かめられています。

 

また、地球が誕生したばかりの頃は、1日が5時間ほどで、1年は1500日もあったと推測されています。

 

今も同じ状態であれば、朝と夜が繰り返されるのを見ながら過ごすことになるのかもしれません。

 

さて、1年経つごとに月は地球から離れていき、地球の1日は約0.000014秒ずつ長くなっていきます。

 

そして今から1億8000万年後には1日が25時間になると考えられています。

 

月の公転周期は27日から47日まで増加し、地球の1日もかなり長くなるのです。

 

ということは、月がなくなってしまうと、1日が物凄く長くなることも考えられます。

 

中々1日が終わらず、どれだけ働いても仕事が終わらない!なんてことになりかねません。

 

月がなくなると急激な気候変動が起こる

月の引力は地軸に絶妙な23.4度の傾きを与え、なおかつその傾きを安定させています。

 

この23.4度の傾きがあるからこそ、地球上には昼と夜が交互に訪れ、季節の変化が生まれてくるのです。

 

しかし、この地軸は地球誕生このかた、ずっと一定していたわけではありません。

 

実は22.1度から24.5度の間を4000年周期で揺れ動いているのです。

 

1度でもどちらかにずれると、太陽光の地球への届き方に変化が起き、

 

2度ずれると氷河期を起こす原因となります。

 

昔は緑豊かだったサハラ砂漠が、今の不毛の地に変わったのも、地軸の傾きの変化が原因と言われています。

 

月がなくなると、この軸の傾きが不安定になり、大規模な気候変動が起きてしまったり、

 

あるいは季節が消失する可能性があります。サハラ砂漠はどうなってしまうのでしょうね?

 

月がなくなると新種の生物が増える

地球上の海洋生物や微生物、昆虫、植物などは、夜の月の満ち欠けによる潮汐力の変化や、

 

月あかりを巧みに取り入れて、生命維持や生殖活動を維持している生物も多く見受けられます。

 

しかし、月が無ければ当然、これらの生物の存在は危ぶまれるでしょう。

 

もしかしたら、暗い、過酷な環境にも慣れた新種の生物が生まれてくる可能性もあります。

 

また、人類にとっても、緩やかな月明かりがもたらした文化も多く見受けられます。

 

暦の発見も遅れたかもしれませんし、お月見なんて行事もなかったかもしれません。

 

セーラームーンも月がなければ漫画の題材にすらなっていなかったでしょう。

 

しかももっと悪いことに、隕石が衝突しやすくなることも考えられています。

 

月のクレーターは、隕石を受け止めた後であり、長い間地球を守る盾となっていました。

 

もし月が無ければ、隕石の衝突によって人類が滅亡する可能性は高まります。

 

もっとも、2億5000万年後には、全ての大陸が合体し、人間が住める環境ではないとの説もあるそうです。

 

もしも地球にある大陸が全て繋がって一つだったらどうなるのか