進撃の期間工ブログ

アニメ大好き人間が色々やるブログ。色んな人と仲良くしたい

痛みを全く感じないと人間は大変なことになる!痛みを感じることは大事な事

f:id:tommy12023861:20191008220651j:plain

痛みを感じろ 痛みを考えろ 痛みを受け取れ 痛みを知れ

 

どうも進撃の期間工です!

 突然ですが、例えば痛みを全く感じない体になったら便利だと思ったことはありませんか?

 

注射の際のチクっとする感触におびえることも、出勤前のあわただしい時間にタンスに小指をぶつけて悶絶することもないでしょう。

 

お風呂で傷が染みて痛いということもありませんし、殴られても平気なのだから、喧嘩にだって強くなれるかもしれません。

 

痛みを感じなければいいと思う場面も多くある事から痛みなんて感じなくてもたいして困らないと思っている方もきっといるかもしれませんね。

 

しかし、痛みは人の体にとって必要不可欠なものです。そこで今回はそんな痛みの必要性や痛みを感じなくなったらどうなってしまうのかについてお話していきます!

 

あなたが感じている痛みにはちゃんと意味があるのです!

 

その痛みへの理解を今回は深めていきましょう!

 

この記事を読んでくださった方は是非コメントしてください!

 

目次です!

 

痛みは体を正常に保つためのSOSサイン!

多くの人が想像する痛みは、急性痛と呼ばれるもので、

 

皮膚や血管などの組織がなんらかの外傷を受けたことを知らせる役割を持っています。

 

例えば、指を切ったとしましょう。

 

体を構成するあらゆる組織がそうであるように、指には末梢神経という神経線維が通っています。

 

指を切ってしまうと、皮膚の組織に損傷があったことを末梢神経が感知し、

 

背骨を通る中枢神経を経て脳へと伝えられ、痛みを認識する仕組みになっています。

 

末梢神経が外傷があったことを脳に知らせるのは、要するに体の状態を正常に保つためです。

 

痛みを瞬時に感じることで、人は手当をしようとしたり、その部位を休ませてあげようとしたりします。

 

つまり痛みは、それ以上状態が悪化してしまうことを防ぐための機能なのです。

 

痛みを感じないとどうなる?

例えば熱い物を触った時に「熱い」と感じるのも痛みの一種です。

 

痛みを感じないと、皮膚が焦げるなどの一目で分かるような変化がないとやけどをしていることにすら気が付きません。

 

そしてやけどもそこまでいくと、結構な重症になっているはずです。

 

ご飯を食べている時に舌を噛んでしまうことがありますよね。

 

その際も、噛んだ瞬間に痛みを感じるから大けがをせずに済みますが、

 

もし痛みを感じなかったらそのまま舌を噛み切ってしまうことだってあります。

 

また、骨折などの出血を伴わない痛みには特に気付きにくいため、

 

知らず知らずのうちに損傷が相次ぎ、歩けないような状態になっていたなんてことも考えられます。

 

外部に異変が見つからない例で考えると、内臓の病気にも気付きにくく、命にかかわってくることもあるでしょう。

 

「無痛症」と呼ばれる先天的な病気で、生まれながらに痛みを感じたことが無い人は存在します。

 

これはDNAの欠陥によるものとされていますが、

 

DNAがそのような状態になってしまう原因は解明されていません。

 

現在その症状を利用して、新しく鎮痛剤を開発しようとする動きもあります。

 

マイナスの部分ばかりを見ず、症状の中に進歩を見出そうとする医学界の動きには希望を感じさせられますね。

 

痛みを感じない人が筋トレに励むとこんなことになる

普通に暮らしていた人が、突然痛みを感じなくなったらどうなるのでしょうか?

 

仮説を立てて考えてみましょう。

 

Aさんは夏までに体を仕上げ、一緒に海へ出かけた友達を驚かせてやろうという目標を立てて、日々筋トレに励んでいました。

 

このAさんがある日突然痛みを感じなくなったとしましょう。

 

通常筋トレは毎日行うようなものではありません。

 

Aさんも痛みを感じていたころは、筋肉痛を感じれば筋トレを休むようにしていました。

 

しかし筋トレは休み休みするものだと分かっていても、

 

Aさんには夏までにはなんとしてでもという願望があり、筋トレを休むことも歯がゆく感じていました。

 

痛みを感じなくなったAさんは、これは良いことだと思い、今まで以上に筋トレに励むことにしました。

 

するとある日、急に片腕に全く力が入らず、腕を上げることさえ出来なくなってしまったのです!

 

病院に駆け込んだAさんは、医師から「筋断裂を起こしている」と言われ、1か月間絶対安静を命じられました。

 

筋肉は筋トレによってわずかに損傷を受け、それを修復することで強くなっていきます。

 

筋肉痛を無視して筋トレを続けることは、筋肉を修復する間もなく損傷を与え続けるということです。

 

そのようなオーバーワークを続ければ、肉離れを起こしたり、

 

ひどい場合は完全に筋肉繊維が断裂する筋断裂の状態に陥ってしまいます。

 

1か月も休んでいればそれまでの筋トレは水の泡です。

 

また、痛みを感じないようでは筋断裂が感知する前に筋トレを再開しようとして、症状を悪化させてしまうことも考えられます。

 

肉離れを繰り返せば筋力の衰えは避けられず、アスリートなら選手生命を絶たれてしまうでしょう。

 

Aさんの「海で仕上がった身体を見せつけて友達を驚かせる」という目標も、

 

これでは夢のまた夢ですね。

 

まとめ 痛みは大事

いかがでしたでしょうか?

 

人が痛みを感じるのは、自分の身体を守るためのSOSサインなのです。

 

痛みを感じなければ、その時は良いかもしれませんが、怪我に気付くことや、

 

治るのが遅くなるなど、生活に多くの支障をきたします。

 

また、自分が痛みを知らなければ、人が痛がっている時にその人の痛みを理解してあげることすらできません。

 

邪魔に思えるものでも、人間の感覚で無駄なものは一つもないのでしょうね。