進撃の期間工ブログ

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絶対にダメ!人間が生身で宇宙に出たら想像を絶していた

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死ぬまでに一度は宇宙旅行行きたい

 

どうも進撃の期間工です!

 アカデミー賞を受賞した映画「ゼログラビティ」でも劇中で見られた宇宙での船外活動。

 

宇宙飛行士は宇宙服を着て作業を行いますが、もし生身のまま宇宙に出たら、人間はどうなるのでしょうか?

 

今回はその謎についてお話したいと思います!

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宇宙飛行士が宇宙から地球に帰ってきたときには、どうなるのかという報告があります。

 

例えば、カルシウムが流出して骨がスカスカになってしまうとか、

 

重力が環境に慣れてしまっているので、筋力がなくなってしまい、地球の重力では動けなくなるなど

 

宇宙空間では大量の放射線を浴びてしまうので、宇宙ステーションにもせいぜい半年ぐらいしか滞在できないなどですね。

 

そんな話の中で宇宙服を着ていない生身の人間が宇宙空間に放り出されると15秒くらいで破裂してしまう、

 

血液が沸騰してすぐに体が凍り付いてしまうという話を聞いた事はありませんか?

 

でも実は爆発もしないですし、血液は沸騰しませんし、すぐに凍り付くこともありません。

 

なんと宇宙に投げ出された人が、爆発する、急速凍結する、血が沸騰するというのは「都市伝説」だったのです。

 

というのも、まずは爆発についてですが、体内には眼球や体を破裂させるのに十分な圧力がありません。

 

地球上で私たちが生きている気圧はおよそ1気圧、これが0気圧になったとしてもその差は1気圧分しかないからです。

 

ちなみに海へ潜るダイバーは、10気圧もの気圧差があっても体は大丈夫です。

 

続いて急速凍結については宇宙は通常、非常に寒いですが、体温が一気に奪われることはないようです。

 

というのも宇宙空間(真空)は真空ポット(魔法瓶)の効果を考えても分かるように高い断熱性を持っています。

 

体温を下げるのは水分が気化する時に起こる気化熱のみなので、したがってすぐには凍りつかないのです。

 

続いて血が沸騰するという話ですが、血液は血管に覆われており、心臓が止まっても一定の圧力が存在するため沸騰しません。

 

ただし、真空で水は沸騰します。

 

人体を流れる血液は一定の圧力があるので沸騰しませんが、実は水分をそのまま真空に晒すと沸騰してしまいます。

 

これらの理由があるため宇宙に生身で行っても爆発はしないですし、すぐに凍り付くということもなく、

 

血液が沸騰してしまうなんてこともないと考えられています。

 

実際、宇宙空間の真空状態に生身の人間が放り出されてしまうと、血液中に溶け込んでいる気体が泡になって血管を疲らせ、

 

減圧症になるために深刻な障害が起こります。

 

まず血液中の酸素が失われると、人間はまず意識を失います。

 

その後、1、2分で死ぬと思われますが、実際の限度ははっきりしていません。

 

そして、人体は表面の水分が蒸発するため気化熱が奪われて凍り付き、それに伴って体内組織や細胞の破壊が進んでいきます。

 

その後、表面は乾燥し、内部は凍結したままの状態で宇宙空間を漂うことになるでしょう。

 

また、太陽の光を直接浴びた場合、10秒ほどで日焼けが起きます。

 

仮にプロテクトなしに素で浴びてしまえば相当酷い日焼けをおいます。

 

ちなみに宇宙空間では太陽の光が当たるようなところでは100倍以上の高温になっている上に大量の放射線を浴びることになります。

 

これについてはあの有名なNASAも公式見解を出しています。

 

一部前述したものと内容が重複してしまいますが、これによると以下の通りとなっています。

 

「宇宙空間に生身の身体で放り出されたとしても、それが30秒程度であれば、後遺症が残ることもほとんどありません。

 

ただし、息を止めようとすると肺を損傷する可能性があります。

 

10秒経過したあたりから体には命に関わらない程度の問題が生じますが、

 

身体は破裂しませんし、血液も沸騰しません。やがて酸素の欠乏で意識を失い、おそらく1~2分後にあなたは死んでいるでしょう。

 

その制限時間は実際には知られていません。」

 

という事ですので、とりあえず生身で宇宙に行ってもすぐさま大気中に戻れば問題ないということですね!