国境ファン必見!世界中に存在するユニークな6つの国境
日本って国境無いね
どうも進撃の期間工です!
国と国の間にあるもの、国境。その決め方は次の2つです。
- 山や川、湖、海などの自然物を利用した国境線
- 経緯、経線などを利用した人工的な国境線
この二つがあります。
しかし世界には「どうやって決めた?」と言いたくなるような奇妙な国境線が存在するのです!
今回は、本当に存在する考えられない国境を6か所ご紹介いたします!
この記事を読んでくださった方は是非コメントしてください!
目次です!
- オーストリアとハンガリーとスロバキアの3か国を繋ぐ国境
- ポーランドとウクライナの国境
- イタリアとバチカンにも国境は存在する!
- 北朝鮮と韓国の危険な国境
- スペインとイギリスになぜか存在する国境
- ベルギーとオランダの変な国境
オーストリアとハンガリーとスロバキアの3か国を繋ぐ国境
普通、国境と聞くと、警備が頑丈で、ベルリンの壁などを想像してしまう方もいるかもしれませんが、
中央ヨーロッパに位置するオーストリアとハンガリーとスロバキアの国境は違うようです。
それがこちらです。ただのテーブルではありません。
3つの国の国境が交わるところには公園があり、それぞれの国旗が付いたテーブルがあります。
これは3つの国がEU加盟国であり、それぞれの国の行き来が自由であるためです。
このテーブルでお茶会をすることも可能ですね。
ポーランドとウクライナの国境
ポーランドとウクライナの国境は534キロあり、EU諸国の中で最も頻繁に越境されています。
利用するするのは主に、ビジネス目的のウクライナ人や観光客です。
この国境沿いの狭いエリアには、約800万人もの人が住んでいるのですが、
国境にはクジラよりも大きい魚が住んでいるとして知られているのです。
それがこちらです。国境をまたいで大きな魚が描かれています。
その大きさは全長200メートルあり、上空から見なければ中々気づかないかもしれません。
これは2011年に、芸術家のヤロスワフ・コジャラ氏が作成したものです。
「国境で隔たれていても文化や芸術は自由に行き来できる」という意味が込められています。
それにしてもすっごく大きいですね!!
イタリアとバチカンにも国境は存在する!
ローマ市内にあり、東京ディズニーランドよりも小さいのですが、れっきとした独立国家です。
そんなバチカンとイタリアとの国境は、ガードレール風の柵や門があるだけです。
イタリアからの入国、イタリアへの出国は基本的に自由です。
検問所の類は一切なく、パスポートも必要ありません。
散歩感覚で国をまたぐことになるのであっけねー!と思われるかもしれませんね。
とはいえ、数々の展示品が収められているバチカン美術館は金属探知機のチェックがあります。
ポケットの中まで調べられるので、中に入る際は注意してください!
北朝鮮と韓国の危険な国境
約6400平方メートルにも及ぶ広大な一帯には膨大な数の地雷が埋められているのです。
軍事境界線の両側では今もなお非常に厳戒な警備が敷かれています。
とはいえ、動物たちにとっては天国のような場所であり、イワヌシやヤマネコなど珍しい動物が生息しているそうです。
しかし、その周辺では人間たちが終日ピリピリした雰囲気で見張っており、
国境線の地下から秘密のトンネルが見つかったり、北朝鮮の兵士が韓国に逃げ込んだりとイベント三昧です。
現在でも色々起こっていますが、今なお緊迫した国境線の一つとなっているのです。
スペインとイギリスになぜか存在する国境
そもそもスペインとイギリスはそれなりに離れているため国境なんててあるの?と思われるかもしれません。
実はスペイン南部にあるジブラルタルはイギリスの海外領土です。
ユーロからポンドへ換金する必要があったり、言語がスペイン語から英語に変わったりします。
ここの港は地中海に入る唯一の場所であり、イギリスにとっては重要な海軍基地なのです。
したがって、国境にはゲートが設置されており、身分証の提示が必要となります。
2016年にイギリスがEUからの離脱を決めた際、この国境付近の警備が強化されました。
というのも「ここの土地は私たちの土地だ!」と主張するスペイン人が出てきたからです。
しかし、住民投票が行われた結果、イギリスの領土ということになりました。
ベルギーとオランダの変な国境
ヨーロッパのベルギーとオランダには実にお手軽な国境が存在します。
共にEU加盟国である2つの国の間にはフェンスといったものはありません。
おまけにこの二つの国では使っている通貨はもちろん、言語まで同じです。
気が付いたら国をまたいでしまうほど国境が目立たないのです。
それがこちらで、+になっている所が国境です。
特にオランダ側にあるバールレ=ナッサウという街は「世界一国境だらけの街」とまで言われており、
6600人ばかりの小さな街の周りが国境で囲まれている「飛び池」となっています。
住宅やお店の中を国境線が通っていることもあり、ちょっと歩いただけで国が変わるのです。
まるでポケモンのように一瞬で住んでいる国が変わってしまいます。