進撃の期間工ブログ

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もし地球に100年間雨が降らなかったら人類はどうなる?

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外に出る時だけ雨降らないで

 

どうも進撃の期間工です!

 日本の年間降水量は1718mm。世界平均降水量の約2倍です。

 

特に2018年は豪雨や台風で日本の各所に大きな被害をもたらしました。

 

雨が降るのは良いですが、災害を引き起こすほどの雨は降ってほしくありませんね。

 

そこで今回は、もし雨が100年間降らなかったらどうなるのかについてお話したいと思います!

 

この記事を読んでくださった方は是非コメントしてください!

 

目次です!

 

雨が降らないのは世界規模の災害になる

通常、空から落ちてきた0.5~0.7mmの水滴は雨となりますが、温度が氷点下になった時には雪の結晶になります。

 

では、地球に水滴が落ちてこなくなったらどうなるのでしょうか?

 

最初は何の問題もないように見えます。

 

しかし、雨が降らなくなるというのは、世界規模の大災害の始まりとなるのです。

 

それは、降水量が0になると、水循環という自然界のプロセスが破壊されてしまうためです。

 

通常、海の表面から蒸発した湿度が集まって上空へと移動していき、

 

雲の中の蒸気濃縮が高まって雨や雪となり地上に落ちていきます。

 

つまり、海の表面から塩水が蒸発して空気中に移動し、そこから雨として地上に戻ってくるのです。

 

その雨が地上に戻ってこなくなったらどうなるのか、次から見ていきましょう。

 

土が乾燥して植物が消滅する

最初に確実に起こるのは、人間や動物の食料となっている植物の消滅です。

 

土壌がどんどん乾燥していくため、全ての植物は繁殖を阻まれます。

 

しかし、水は無限ではありません。毎年577060立方メートルもの水が蒸発しているのです。

 

もし、生物が全く水を使わなくなったとしても、雨が降らなければ水は2500年以内に無くなります。

 

もし、人間が水を使った場合、水はその分早く無くなってしまうでしょう。

 

野生動物が飲む水池が干上がってしまったら、当然そこに生息する生き物も絶滅してしまいます。

 

植物が絶滅すると、草食動物の生き残りが難しくなり、

 

その草食動物を餌にしていた肉食動物は絶滅の危機にさらされます。

 

そうなると、人間の食料の確保も極めて困難になるでしょう。

 

植物が無くなるため酸素濃度が大幅に減る

植物がなくなると地球の大気中に非常に大きな変化が生じます。

 

植物は光合成を通じて、酸素を大気中に供給しているのですが、

 

その植物が消滅してしまった場合、残った酸素は2000年分ほどしかありません。

 

さらに高い樹木は猛烈な風や太陽から地球を守ってくれているのですが、

 

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雨が降らなくなって消滅してしまうと、地球の温度が一気に上昇します。

 

植物がないと地球の温度は36℃も上昇するとされており、水分の蒸発のスピードは一気に上がります。

 

水分が不足すると、様々な病気が蔓延し、薬の製造すらほぼ不可能になります。

 

そもそも人間は水分がないとすぐにミイラになってしまうのです。

 

電気が使えなくなり、太陽の光だけが頼りになる

地球の貯水タンクが空になると、電気を使うことも難しくなります。

 

水力発電は水が無ければストップし、原子力発電所の原子炉を冷却することも出来ません。

 

多くの製造工場が、水不足が原因で営業停止に追い込まれ、失業率は一気に上がります。

 

太陽電池でも電力を作ることは出来ますが、残念ながら、太陽が出ている日中しか動きません。

 

現存している風力発電も人類を賄うには十分ではなく、電話や暖房も使えなくなり、夜になると真っ暗になります。

 

雨が降らなくなるということは大変危険な事態であり、世界人口の急激な減少は覚悟しておく必要があります。

 

地下シェルターを作って少人数で生き延びるしかない

人類が助かるためには、地下にシェルターを作り、そこで住むことも選択肢の一つです。

 

カイジに出てくる兵藤会長が作ろうとしているやつです。

 

水やエネルギーをたっぷり貯蓄しておけば、シェルターの中で植物を育てることが可能で、

 

それにより大気を安定させ、食糧を製造することができます。

 

地下では気温を一定に保ちやすく、竜巻や砂嵐も起きません。

 

もちろん、このようなシェルターを作る十分な時間と技術があればの話ですがね。

 

もし、それがない場合、水のない激熱な地球で生物が生き残ることは難しいでしょう。

 

残り10年で水不足は急速に加速する

今現在、私たちを待ち受ける大災害の一つは、人間の命を司る飲料水の危機です。

 

地球上に生息する生物は、それぞれ1年間で約750立方メートルの淡水を使います。

 

科学者たちによると、2050年までにこの水の量は半分まで減ると予想しています。

 

つまり、世界の80%の人が水不足に苦しむことになるのです。

 

アフリカだけでも、2020までに7500万人から2億5000万人が深刻な水不足に見舞われ、

 

2030年には約50億人の人々が十分な水を入手できない生活となります。

 

50億人とは全世界の人工の67%に当たる人物です。

 

あなたが生きている間に地球が砂漠と化し、人間同士が水と食料を求めて争い、

 

そして誰もいなくなったなんて日が来るかもしれないのです。