もしも地球にある大陸が全て繋がって一つだったらどうなるのか
大陸の覇者に俺はなる!
どうも進撃の期間工です!
およそ45億年の果てしない時間を過ごしてきた地球。
今でこそ6つの大陸に分かれていますが、約2億年前までは1つの大陸だったそうです。
ドイツの気象学者アルフレッド・ウェゲナーによって発表された「大陸移動説」では、
かつてパンゲア大陸と呼ばれており、ゆっくりと分断されていったのです。
しかしもし、そのまま今日に至るまでパンゲア大陸のままだったらどうなるのでしょうか。
今回は、地球がもしパンゲア大陸だった場合、どうなるのかについてお伝えしていきます!
他にもどんなことが起こるのかコメント欄に書いてみてください!
目次です!
地球平面説を信じ込んでいる
大陸がくっついているということは、陸地がずっと続いているということ。
移動は陸路が主になるかもしれません。大陸縦横列車が出来るかもしれませんね。
そうなると、バスコ・ダ・ガマのように新しい交易路を見つけ出す必要性がなくなります。
わざわざリスクを犯してまで海に出るメリットが無くなってしまうかもしれません。
そうなると、大半の人間は世界を一周できるということを知らず、
地球が平面で端にいくと地球から落ちてしまうなんて思いこむ可能性もあります。
そうなると、船を作ったとしても沖に出るのを怖がってしまうのかもしれませんね。
砂漠が増える
陸地に降る雨のほとんどは海や川から運ばれてきた水分です。
太陽の熱が、海や川を温めていた場合、水分は水蒸気になって空にのぼっていきます。
空にどんどん水分が溜まって重たくなると、雨になって地上に降ってきます。
雨は海に降り注ぎ、ふたたび海や川になるのです。
雨があまり降らずに降雨量よりも蒸発量の方が多い場合、砂漠が生まれます。
したがって、海から遠く離れた大陸の内部では、空気が乾燥しているために、砂漠が出来るのです。
サハラ砂漠やオーストラリア砂漠、トルキスタン砂漠、タクラマカン砂漠等は大陸の内部に出来ています。
もし今でも、地球がパンゲア大陸のままである場合、その内陸部は大きな砂漠が点在しているでしょう。
とにかく陸地が広大であるため、水の輸送もままならないかもしれません。
そうなると、海岸を自国の領土にしようとしてすさまじい争いが繰り広げられる恐れもありますね。
人口が激減する
内陸が砂漠化するということは、実は海の生物も激減します。
陸地にはケイ素といった物質がありますが、これが絶えず海に流れています。
ケイ素は海にとっては栄養分となるため、豊かな海を育む大切な役割を果たしているのです。
そして、豊かな海を育み、魚介類を育てることは、人間の食生活を支えることを意味します。
海の生物が生きていくためには、陸地から栄養分を含んだ水が流れ込まないといけないのです。
海に近い領土を巡って戦争が激化するどころか、食料と水が足らず、人口は激減するかもしれません。
わずかな人類が海岸沿いに点在する程度になってしまう可能性が高いですね。
陸上には住んでいなかった?
陸地に砂漠が増え、人口が激減すると、地上は荒廃し、生物の住まう余地はありません。
人々は生き延びるために地中に世界を築くことも考えられます。
しかし、地中では適切な生存環境は得られないかもしれません。
地上が高温地帯と変化している場合、地下空間はさらに蒸し暑くなっている可能性もあるのです。
もし地下空間の建設が成功したとしても、エヴァンゲリオンにあるようなジオフロントのような巨大空間ではなく、
土竜の穴のような毛細構造の可能性が高いです。
代わりに人類は水中に都市を建設し、その中での生活を余儀なくされるでしょう。
幸い、太陽熱はある程度の深度にも届くため、温度と日照は確保できます。
太陽光発電による電力も得ることが可能です。
また、海中であれば海水を蒸留して飲料水を入手することも出来るでしょう。
水を電気分解して酸素を入手すれば、生存の可能性は限りなく高くなります。
意外と素敵な海底ライフを満喫できるかもしれませんね。
本当にこうなる!?
現在、地球に散らばっている6大陸は付かず離れずの位置で、数千年過ごしてきました。
しかし、地質学者の多くは将来的には各大陸が一つにまとまると予想しています。
「最後のパンゲア」という意味を持ち、2億5000年後に形成されると言われています。
アメリカ大陸はどんどん日本に接近し、オーストラリアも北上してきます。
ハワイももっと早く日本に接近し、そして日本自体もユーラシア大陸に吸収されるでしょう。
2億年を越える途方もない未来のこととなってしまいますが、
未来の日本は果たしてどのような姿をしているのでしょうか?
そして人類はその時、生きているのでしょうか?