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冤罪なのに無期懲役が判決が下された後に無実が証明された人6選

 

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人生の大半を刑務所の中で暮らすのは絶対嫌だ

 

どうも進撃の期間工です!

 近年、日本における無期懲役確定者は685名います。

 

様々な事件によって刑が言い渡されるのですが、実は無実だったとしたらどうなるのでしょうか?

 

今回は無期懲役が下された後、実は無実だった人を6人、ご紹介いたします!

 

この記事を読んでくださった方は是非コメント欄に書いてみてください!

 

目次です!

 

ウィルバート・ジョーンズ

 

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1971年、アメリカ、ルイジアナ州バトンルージュ

 

この街の病院の駐車場で1人の看護師が拉致され、暴行を受けました。

 

当時19歳だったウィルバート・ジョーンズさんは逮捕された際に潔白を強く主張。

 

一方、被害者の看護師は警察署の目視確認で複数の容疑者男性候補の中から彼を指さし、

 

「この人が一番似ている」と言ったものの、後に「犯人は背が高くてもっと声も高かった」と証言しました。

 

また、被害者の証言と一致する男性が別の事件の疑いで逮捕されていたのです。

 

にもかかわらず、裁判所はジョーンズさんに仮釈放なしの無期懲役刑を下します。

 

その後、周囲の助けもあり、彼の無罪が証明されたのですが、

 

この間、彼は無罪にも関わらず50年近く刑務所で過ごしてきたのです。

 

釈放された時、19歳だった彼は65歳になってしまいました。

 

証言をした看護師の女性は2008年に亡くなっていました。

 

クレイグ・コリー

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1978年、アメリカ、カリフォルニア州

 

元海軍兵のクレイグ・コリーさんは、殺人容疑で逮捕されました。

 

彼は、付き合っていた24歳の女性とその子供(4歳)を殺害した罪に問われ、

 

2年後の1980年に、無期懲役の判決が下されました。

 

しかしその後、検察や警察が捜査のやり直しを行った結果、

 

有罪の決め手とされたコリーさんの遺伝子が別の人物の遺伝子だったことが判明しました。

 

コリーさんは39年間も刑務所に服役しており、2017年に釈放された時には70歳になってしまいました。

 

冤罪で服役した年数としては、カリフォルニア州では史上最長でした。

 

彼には1日当たり1万3991円の服役に対し、約2億円の賠償金が支払われることになっていました。

 

しかし、コリーさんはこの額を不服として提訴し、最終的に約23億円の賠償金で和解が成立したのです。

 

ジョン・バーン

1991年、ニューヨークのブルックリンで勤務時間外だった警察官が殺害されました。

 

警察は当時14歳だったジョン・バーンさんを逮捕します。

 

彼にはアリバイがあり、犯行は不可能だったものの、当時の捜査官が証拠を捏造しました。

 

それによってバーンさんは投獄されてしまったのです。

 

彼は27年間塀の中で過ごしましたが2018年、41歳の時に無実が判明。

 

法廷で無実が言い渡された時、バーンさんは泣き崩れました。

 

しかし、間違った罪を着せた警察官たちが彼に謝ることはなかったのです

 

ローレンス・マッケンニー

1978年、アメリカ、テネシー州、メンフィス。

 

ローレンス・マッケンニーさんはテレビを盗んだ容疑で逮捕されました。

 

また同時に、テレビの持ち主の女性に暴行をした罪にも問われたのです。

 

彼は、この二つの罪によって懲役150年の刑期が言い渡されました。

 

しかし、31年後の2009年、犯行現場において新しいDNAの遺留物が発見されます。

 

これにより、マッケンニーさんは事件が起きた当初、現場にさえいなかったことが判明しました。

 

2009年7月、彼は釈放されたのですが、賠償金はわずか8400円程度だったのです

 

31年間も牢獄の中にいて、8400円はどう考えても少なすぎるとマッケンニーさんは提訴しました。

 

現在、彼は弁護士とともに賠償金1億円の支払いのために戦っているそうです。

 

確かに8400円は完全にふざけていますね。アメリカの黒人差別を象徴しているといっても過言ではないでしょう。

キルスティン・ロバート

2001年、アメリカ、ネバダ州。

 

キルスティン・ロバートさんはラスベガスに住んでいる友人を訪ねていました。

 

彼女が泊まっていたモーテルを出ようとした時、駐車場で男に突然襲われます。

 

ロバートさんは自衛用のナイフで男のふとももを切りつけ、撃退したのですが、

 

1か月後、その男によく似た男性の遺体が発見されました。

 

遺体の頭蓋骨は割られ、歯は折れており、おまけに股間は取り除かれていたのです。

 

警察は操作を開始し、ロバートさんを過剰防衛で逮捕しました。

 

18歳だった彼女は、殺人を犯したとして無期懲役が言い渡されました。

 

しかし、彼女を襲った男性は生きており、遺体とは全く関係のない人物だったのです。

 

驚くべきことに、ロバートさんはアリバイがあったにもかかわらず、警察はそれを信じませんでした。

 

2017年、彼女は無実が証明され、釈放されました。今では家族と幸せな時を過ごしています。

 

リッキー・ジャクソン

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1975年、アメリカ、オハイオ州クリーブランド

 

食料品店を営んでいたハロルド・フランクさんが約4万円を盗まれ、殺害されました。

 

当初、警察はそれといった証拠を見つけることが出来なかったのですが、

 

12歳の新聞配りの少年が「リッキー・ジャクソンの姿を見た」と証言しました。

 

その証言によってリッキーさんは逮捕され、有罪判決を受けました。

 

はじめは死刑判決が下されたものの、2年後、無期懲役刑に変えられます。

 

そして時は流れ2011年、事件は大きく動きました。

 

なんと新聞配りの証人が証言を撤回したのです。

 

彼は警察に「もし協力しなければお前の両親を逮捕する」と脅迫され、

 

警察にとって都合のいい証言を強制されたと公表したのです。

 

そして2017年、ジャクソンさんは釈放されました。無罪にも関わらず、40年間を刑務所で過ごしました。

 

その後、ジャクソンさんは新聞配りの少年に会い、彼を許したそうです。

 

あなただったら彼を許しますか?