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台風の中で核爆弾を爆発させたら台風が消える!? 

 

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台風がうるさすぎて夜が眠れない

 

どうも進撃の期間工です!

 夏から秋にかけて日本は多くの台風に見舞われています。損害も甚大です。

 

それは大西洋・北太平洋東部で発生するハリケーンも同じ。

 

その中で核爆弾を爆発させたら果たしてどうなるでしょうか?

 

今回は、台風の中で核爆弾を爆発させた場合、どうなるのかについてお送りいたします!

 

他にもどんなことが起こるのかコメント欄に書いてみてください!

 

目次です!

 

過去最大級の台風とは?

まず、台風の強さをざっとおさらいしておきましょう。

 

観測史上最大の台風は1959年9月21日に発生した伊勢湾台風です。

 

最低気圧929ヘクトパスカルであり、最大瞬間風速は秒速55.3メートルでした。

 

死者数は4697名、行方不明者数401名、負傷者数38921名にのぼり、被害の大きさにおいては史上最強の台風となっております。

 

今までで最も強かったハリケーンも見ていきましょう。

 

観測史上最大のハリケーンは2005年8月23日に発生したカトリーナです。

 

ハリケーンの強さを表すシンプソン・スケールで、最大時で最高のカテゴリー5となっています。

 

直系が700キロあり、中心の最大風速が75メートルにのぼるほどの威力でした。

 

海水面より低いルイジアナ州ニューオリンズカトリーナの直撃を受けています。

 

死亡者数・行方不明者数は2541人にものぼりました。

 

ちなみに、アメリカの災害史上でも最も大きな経済損失となったハリケーンは2012年10月に発生したサンディです。

 

被害海岸に上陸し、ニューヨークは1938年以来、74年ぶりに大規模な高潮被害を受けました。

 

ニューヨーク州およびニュージャージー州の被害額は合わせて8兆円の規模にのぼります。

 

高潮による浸水は地下鉄、道路、鉄道のトンネルや地下鉄駅にまで及び、公共交通機関は運転を停止しました。

 

これに加え、ニューヨーク証券取引所は2日間にわたり閉鎖して取引を停止し、

 

金融活動を含む社会経済活動の中枢に起きな被害を及ぼしたのです。

 

台風に核爆弾を撃った実験例はある?

このようなもの凄い自然災害の中に核爆弾を落とすとどうなるのでしょうか?

 

実際のところ、このアイデアはかなり長い間、存在していました。

 

ジャック・リードは、第二次世界大戦終結の日にアメリカ空軍の気象学者としてキャリアを積み始めました。

 

1946年、彼はフィリピンにて勤務しており、B-29に乗りながら8回も台風の中を通過しています。

 

この経験がリードに影響を与えます。

 

その後、彼は本国の核実験プログラムに参加し、核爆発による気象効果を研究しました。

 

その間、彼は嵐を分散させるために核兵器を使用するという考えを発展させていくのです。

 

B-29でハリケーンの上まで飛び、そこから核を落とすというアイデアがありましたが、

 

その方法はリードの好むものではなかったそうです。

 

彼が考えた方法は潜水艦でした。潜水艦で嵐の下に潜り込むというものです。

 

潜水艦が台風の目の中に入った後、複数の核ミサイルを発射します。

 

リードはミサイルが爆発すると、ハリケーンの目の中の比較的暖かい空気の大部分はより寒く、

 

密度の高い空気で置き換えられ、風速が低下し、嵐が弱まると予想していました。

 

確実に計測するために、彼は核爆弾を爆発させる1日前に、水中から嵐の中を突き抜け、

 

できるだけ多くの気象データと傾向を記録したいと考えていました。

 

1956年、リードはこのアイデアを発表しますが、誰も彼を支持せず、廃案となりました。

 

後に国際法でもこの実験は禁止され、リードは2007年に亡くなりました。

 

実際に台風に核爆弾を撃つとどうなるのか

ではもし、核爆弾がハリケーンで爆発したらどうなるのでしょうか?

 

ぶっちゃけた話、核爆発は起きても、他には何も起こりません

 

ハリケーンは消えもせず、力が弱まりもしないのです。

 

瞬間的にはマグニチュード8クラスの地震と同程度のエネルギーをハリケーンは持っているからです。

 

それは台風も同じことです。

 

台風は半径100キロ程度の小型のものでも、そのエネルギーは1500兆キロジュールにもなります。

 

これは広島に投下された原子爆弾の24000発分の威力です。

 

1959年の伊勢湾台風のエネルギーは、なんと原爆300万発分に相当するとのことです。

 

仮に消滅させようと台風に何千個も爆弾を投下してみようものなら、

 

それこそ核による冬が到来し、地球の軸が乱れ、災害を防ぐどころか、逆にもっと不吉な事を招きます。

 

台風を核ミサイルで相殺する前に人類が滅んでしまいますね。

 

実は台風よりもはるかに巨大なエネルギーが地球に降り注いでいます。

 

それは太陽光です。

 

台風のエネルギー源は海と大気中の熱なので、大元の熱源は太陽光になります。

 

太陽光は地球全体に平均して降り注いでいますが、とてつもないエネルギー量を持っているのです。

 

人が作った兵器よりも、自然の方がはるかに強く、恐ろしいパワーを持っているのです。